【FIP】猫伝染性腹膜炎|子猫が感染

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FIPと診断された時(猫伝染性腹膜炎)

我が家に新しい子猫(スコティッシュ・フォールド)を2022年のお盆に迎え入れました、元々目ヤニが少し気になっていましたが、スコティッシュ特有だとブリーダーから説明を受けそれを信じていましたが、我が家に来て3日程度で体調がみるみる体調が悪化し呼吸が浅くこれはやばいと思い、先ずは近所の動物病院を尋ねると、赤ちゃん特有の下痢等だからと、うんちの検査も行い薬を処方して頂きましたが、数日見ても体調が良くならず、更に呼吸更に浅く早くなり、これは不味いと違う動物病院に行きましたが、今度は子猫を見るなりこの子はうち(この動物病院)では対処できないので大きな病院を紹介するのでそちらに行ってほしいと、衝撃的な言葉を受け具体的には何が考えられるのか?と問いましたが答えてくれませんでした。

これは、不味いと思い子猫を分けて貰ったブリーダーに連絡をして、ブリーダーさんのかかりつけ動物病院を紹介してもらい、そこへ状況を説明してもらい検査して貰った結論が、FIP感染のウェットタイプでした。当日直ぐに肺に溜まった胸水を注射器で抜いてもらい、高額ですがFIP治療を始める事になりました。2022年12月27日に至ります。FIPの状況についての記事は↓こちらになります。

84日間の投薬から約1週間ほどでなぜか再発

MUTIANの投薬治療から84日経ち、子猫の状態もよくこれは安定したと安心していた矢先に事件は発生いたしました。朝は走り回っていた子猫が仕事を終えて自宅に帰宅すると、何故か玄関まで誰もお迎えに来ない状態でおかしいなと思い部屋に入ると、子猫が定位置でぐったりとして、歩くのもおぼつかなくなり、食事が全く出来なくなっていました。撫でると反応するのですがこのままだとダメだと言った感じを受けました、慌ててかかりつけの動物病院に連絡し、翌朝病院に連れて行き診察していただいた所、FIPの再発をしたのでは無いかと思うとの事でした、肺や胃の周りをエコーで確認しても、水が貯まっておらず、歩けない状態から見て「これはドライタイプのFIP」にステージが変わっていると告げられ、頭が混乱しこの時に頭をよぎったのは、「もう治らないのか?」、治療費はどれだけかかるのだろうと不安になりましたが、先ずはこの状況を打破しなければと思い、治療を再開いたしました。

投薬料は、少し増やし経過を見ていくとの事で治療再開いたしました。
※この写真はシリンジで液体栄養フードと薬を混ぜ飲ませた後に拗ねた写真になります。

FIPドライタイプの症状として、わかりやすい症状として胸水(肺に水が溜まる)や腹水貯留はみられず、腎臓などの体の臓器のあちこちに炎症により組織のかたまり(肉芽腫)ができることが特徴と言われていますが、我が家の場合食事が取れなくなり、歩行困難、震えなどでした、獣医さんに説明を受けると、神経症状の原因として、脳に(肉芽腫)そのかたまりができれば神経症状(けいれんなど)を引き起こし眼の症状が現れていると言われましたが、諦めずに治療を受けると伝え継続的に投薬をすることになりました。

再発→投薬→元気→体調不良に・・・

投薬3日目から効果が出てきて、食欲も旺盛になり、安心していたのに投薬6日目の午後から、ふらふらと歩くようになりました、心の中では薬を継続しているのに何がおくている?と疑心も出て、土曜日の夕方でしたので、翌日曜日に再度動物病院を訪問、医師に状況を説明し診察してもらうも薬を続けて飲ますしか今は方法がないと告げられ、投薬を続け様子を見ることにしました。

2022年12月18日の診察

ここで少し気になることが・・・、土曜日の朝まで元気にご飯を食べていた子猫が、夕方に向かうに連れて元気がなくなり、病院の先生と電話で症状を伝えたところ体調は良くないけれど直ぐに処置できる物でもない事から、翌日の朝病人に診察に行くことになり診察して貰うと、そこで新たな問題が発生しました、それは子猫を引き取ったその日からの症状の一つであった、「耳から耳アカ」が沢山出る症状についてFIPや他の病気ではなく、調べてもらうと、実は耳のダニの仕業だと言う事が判明、子猫が治療している間に調べてみると、下記のような症状が出たら耳ダニだと言う事がわかりました。

  • 猫の耳から大量の黒い耳垢が出る
  • 強い痒みから頭をよく振る
  • 耳を頻繁にかく
  • 耳が臭い
  • 耳を痒がり擦る
  • 耳の辺りを触るのを嫌がる
  • 発熱
  • 食欲不振
  • 歩くときにふらつく

上記のような症状が出るようです、しかしこれだけ多岐にわたる症状で、解明できそうな物ですが、はっきりとした記述が少ないなと感じています、また獣医さんからみると薬治療で治るから詳細な症状や、猫の状態を記載する文献が少ないかもしれないのですが、他の病気と並行して迎え入れたくない病気でした。

耳ダニの病院での対処

耳掃除をしてもらい、胃薬みたいな物を処方してもらいました、医師いわく3週間は掃除と薬の塗布をしなければならなく、1週間に一度通い掃除と塗布をしてもらいます。

FIPの再発とばかり思っていましたが、耳ダニの影響でも食欲不振やバランス感覚が崩れたりするとの文献もありました、FIPと耳ダニと両方の治療をしながら、少しでも解明できたらここに追記していきたいと思います。

この記事を書いて3日目

2022年12月21日、20日の夜から少し体調が悪化している感じをしていましたが、良化に向かわず今朝も(21日朝一番)に病院へ出向き、再度血液検査などをしてみましょうとの事でしたので検査を行いことに、そしてこの動物病院は木曜日休みの為、ナツを預けて入院治療をする決断をいたしました、ひょっとしたら死に目に会えなかもなどの心配もありますが、先ずは少しでも元気になってもらいたいのと、何かあれば治療をしてもらえる病院に託すことになりました。

2023年1月6日

2023年1月現在、投薬の効果と先生による食事補助を懸命にしていただき、また元気な姿になりました。血液検査も2023年1月6日受けた所異常値が示されていた箇所の数値も治り、様子を見ていくことで年始を迎える事ができました。

数値も落ち着いたので、新しい継続治療を行なうことにしました、それは今までの投薬とは薬を変えて人間用のコロナ薬を継続して投与し、FIPを抑え込む手段を講じる事にしました。

この手法は、ハイブリット方式と言われ、猫用のMUTIANより少し効果が弱いと論文が出ているようですが、試す価値はあるとの事でしたのでmチャレンジをしております。この効果はこの記事で継続的に更新して行きますので、参考にしていただければと思います。

ハイブリット式のメリットとしては、MUTIANと違い人間ように開発されたコロナ薬である事から、コスパに優れています。費用はMUTIANと比べると1/5近くで済む事から、飼い主にも優しく、猫には少し効果が弱くなる分副作用が減るとの事で、治療に期待したいと思います。
 
 

まとめ

仔猫が我が家に来た時から、黒い耳垢が出ていたので、ひょっとするとFIPは一旦収まっていて、ダニの感染症を起こしていたのでは?と今は振り返っています。
その理由として、この子猫は鼻が白く貧血の症状が出ていると、動物病院3院ともの判断でした、しかしながら既にこの時から黒い耳垢も出ており、何なら動物病院に耳垢掃除も頼んでいたのに、この状態を見逃していたんです、もっと早くに治療ができたのに誰も気づかず居たのを少し腹が立つところでもあるのですが、動物は話す事もできないので飼い主の説明と現状から推測する事しか出来ず、検査も人間のように数値や判断ができる内容ではないとの事でした。

他の記事でも書いてる人が多いのですが、最後は飼い主さんの勘と普段からの観察にかかると思います、普段から様子をよくみてあげてほしいと思います。

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