はじめに
車検の費用を少しでも抑えたい方におすすめなのが「ユーザー車検」です。大阪でも、陸運局に行けば自分で車検を受けることができます。しかし、「手続きが難しそう」「本当に自分でできるの?」と不安に感じる方も多いでしょう。
この記事では、大阪でのユーザー車検の流れや必要な準備、費用を抑えるコツについて詳しく解説します。これを読めば、初めての方でもスムーズに車検を通せるようになります!
2年前にJB23のユーザー車検を受けた際の記事はこちら↓

1. ユーザー車検とは?
ユーザー車検のメリット・デメリット
ユーザー車検とは、自分で運輸支局に車を持ち込み、車検を受ける方法です。
✅ メリット
- 車検費用が安く済む(ディーラーや整備工場よりも数万円安い)
- 自分の車の状態をしっかり把握できる
❌ デメリット
- 書類の準備や手続きが面倒
- 事前整備が必要な場合、自分で手配しなければならない
2. 大阪でユーザー車検を受ける準備
必要書類
ユーザー車検には、以下の書類が必要です。
- 車検証
- 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)証明書
- 自動車税納税証明書(継続検査用)
- 車検申請書(運輸支局で入手可)
- 点検整備記録簿(記入なしでもOK)

事前点検のポイント
ユーザー車検では、基本的な点検を自分で済ませておく必要があります。特に以下のポイントは確認しておきましょう。
- タイヤの溝の深さ(1.6mm以上あるか)
- ブレーキランプ、ウインカーの点灯
- ワイパーゴムの劣化
- ホーンの作動
点検の結果、修理が必要なら整備工場やカー用品店で事前に対応しておくとスムーズです。
また大阪の場合、テスター屋さんで事前に点検項目を確認してもらい、指摘箇所がないかなど調べてもらう事が可能です。

3. 大阪の運輸支局での車検の流れ
予約方法
ユーザー車検は、事前に国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」で予約が必要です。希望の日時を選び、受検場所(大阪運輸支局など)を指定します。
軽自動車の場合は、高槻に軽自動車検査協会があります。
当日の流れ
- 受付・書類提出:窓口で必要書類を提出し、検査手数料を支払う
各窓口で、自賠責保険の更新、検査料支払い、重量税の支払いを済ませます。 - 車両検査(ライン検査):検査官の指示に従い、下記の検査を受ける
- ライトやウインカーの点灯確認
- ブレーキ、サイドスリップ検査
- 排ガス検査
- 下回り検査
- 合格 or 再検査
- 合格:新しい車検証を発行
- 不合格:修理後、後日再検査
※ここで指摘、つまり不合格が出た場合は2回までラインで検査を受ける事が可能ですが、2回とも不合格の場合は、再度検査料金を窓口で支払う必要があります。 - マフラー、シート、指示器、ストップランプ、ワイパー、足回りのブーツ、ホイールなどの緩みなど
4. 費用を抑えるコツ
愛車の状態をしっかり把握して、安全運転を続けましょう! 日々の簡単な点検で、小さなトラブルを未然に防ぎ、大きな故障や修理代の節約につながります。教習所でも習うように、ちょっとした確認を習慣にすることで、車の寿命を長く保ち、安心・安全なドライブを実現でき、車検の検査も合格になる確率が上がります。
どこでお得に点検・整備できる?
自分で車の整備ができない方は、お近くのガソリンスタンドや認証整備工場で簡単な整備をお願いすることもできます。
- ガソリンスタンドやカー用品店
簡単な整備なら比較的安価で対応してくれます。 - 認証整備工場
確実な整備が必要ならディーラーより安く済みます。
追加費用を防ぐポイント
- 事前点検をしっかり行い、不合格項目を減らす
- 自分で出来ることは自分で行う(ワイパーやウィンカー球やストップランプの球切れなど)
- タイヤの溝が減っている場合はタイヤ交換を行う
- オイル交換も事前にしておくと良いでしょう
- 事前にユーザー車検の流れをシミュレーションしておく
社外品のテールランプ・マフラー・ヘッドライトは、車検が通らない事が多く、通販などで車のパーツを購入する際には、車検対応品なのか十分に確認してから購入する必要があります。


5. まとめ
大阪でユーザー車検を受けるのは、最初は不安かもしれませんが、事前準備をしっかりすれば意外と簡単です。費用を抑えつつ、愛車の状態を把握する良い機会にもなります。
💡 まずは予約から! 「自動車検査インターネット予約システム」で希望の日時を確保しましょう。
💡 事前点検をしっかり行い、当日にスムーズに通過できるよう準備を!
ユーザー車検を活用して、賢くコストダウンしましょう! 🚗💨