【2025年最新】ホンダ新原付「スーパーカブ110 Lite」など4モデルを比較|50cc終了後のおすすめ原付まとめ
2025年10月17日更新|いろいろブログ編集部
11月から導入される新たな排ガス規制により、50cc以下の「原付きバイク」がついに生産終了となります。 これに伴い、ホンダは“原付き免許で乗れる”新しい排気量110ccクラスの「新基準原付」4モデルを発表しました。
出典:WEBヤングマシン
ホンダ新基準原付とは?
新たな「原付き」区分は、排気量が50ccを超え125cc以下で、最高出力が4.0kW以下に制御されたモデル。 つまり、見た目は“中型スクーターやカブ”でも、原付免許で運転できるという新カテゴリーです。 ホンダ公式ニュースリリース
発表された4モデル一覧
| モデル名 | 発売日 | 税込価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Dio 110 Lite | 2025年11月20日 | 239,800円 | ローシート&アイドリングストップ搭載。通勤通学向け |
| スーパーカブ110 Lite | 2025年12月11日 | 341,000円 | クラシックな外観+ABS・キャストホイール装備 |
| スーパーカブ110プロ Lite | 2025年12月11日 | 385,000円 | 大型キャリア付き。新聞・宅配業務など業務用仕様 |
| クロスカブ110 Lite | 2025年12月11日 | 401,500円 | レジャー・アウトドア向けデザイン |
旧50ccモデルとの違い
これまでの「スーパーカブ50」や「Dio50」と比べると、新基準モデルは価格が約4割アップ。 その代わりに、前輪ディスクブレーキ・ABS・チューブレスタイヤなど安全性・快適性が大幅に向上しています。 エンジンも109cc空冷単気筒で、最高出力は3.7〜3.9kWとパワフルです。
出典:Webikeプラス
どんな人におすすめ?
- 通勤・通学に使いたい人: → Dio 110 Lite(燃費・快適性重視)
- レトロデザイン派: → スーパーカブ110 Lite(街乗りに最適)
- 業務で使いたい人: → カブ110プロ Lite(耐久性・積載性)
- 週末ツーリング派: → クロスカブ110 Lite(レジャー・林道対応)
価格は高いけれど、装備と快適性は別次元
価格が4割高いとはいえ、装備・安全性・静粛性は“原付の常識”を超えたレベル。 ABSやキャストホイールが標準装備され、日常使いの安心感は格段に向上しています。 また、燃費はカタログ値で70km/L前後と高水準を維持しています。
市場背景と今後の展望
1982年に338万台あった国内原付生産は、2024年には10万台まで減少。 電動アシスト自転車や電動キックボードの普及が影響しています。 それでもホンダは「排ガス規制のピンチを商機に変える」として、新しい需要を開拓する姿勢です。 出典:Response.jp
出典:Car Watch
まとめ:50ccの終焉、新しい原付時代の幕開け
50cc原付が消えるのは時代の流れですが、ホンダが提案する「新基準原付」は、より安全で快適なモビリティへの進化です。 今後はヤマハやスズキも追随する可能性があり、110ccクラスが“新しい原付の主流”となるかもしれません。 乗り換えを検討している方は、11月以降の店頭試乗会やキャンペーン情報をチェックしてみてください。


